始動(川口)

高2で動き出した生徒が何名かいます。

受験に向けて学校の課題プラスアルファで

勉強を始めたということです。

この時期に開始できることは素晴らしいです。

でも経験上、

結局学校の課題に終われて、この動きはどこかで止まります。

せっかくやる気になった生徒を相手に、

こんなことを平気で言います。

「普通の覚悟じゃ途中で終わるぞ」と先に伝えます。

その理由を生徒に向かって淡々と述べます。

途中で終わるからダメではないけれど、

継続確率が低いことを先に自覚しておいた方がいい。

僕としてはプラスアルファのことができなくても、

学校のことを徹底的に頑張ればそれなりの形になるとも思っていたりします。

だから別に、全員にプラスアルファの動きが必要とも思っていません。

今やっていることの精度を上げるだけでも十分だとは思います。

それでもプラスアルファをやると決めたなら、

僕が一度止めたにも関わらずやると決めたなら、

応援するしかありません。

ペースを組んでテストをして、追い込みます(笑)

「やると決めたんならやれよ」とただそれだけです。

それでしか道は開けないし、

現状を変えることはできない。

僕自身今年の1月15日に統計検定の勉強を始め、

10月7日に合格するまで、

休まず妥協することなく一人で勉強を続けました。

行動しないとなんも意味ない。

妥協するための言い訳なんて

毎日毎日死ぬほど思い浮かびます。

僕の場合は誰かが管理してくれる訳でもないので、

起きる時間も

勉強を始める時間も

すべて自由。

1つの1つのの些細な行動が、いちいち自分との戦いです。

「もうちょい休憩していいんじゃない?」

「休憩長すぎない?」

みたいな。

塾みたいに、

「はじめまーす!」って合図かけてくれる先生がいたらと

何度願ったことか。

 

 

3人の生徒は明らかに始動しました。

いつまで続くのか。

このストーリーに興味があります。

このストーリーを一番近くで鑑賞できることが

塾講師の醍醐味です。

1日1日の成長量は微々たるものです。

でも、ガンバレ

 

 

 

はい。

という訳でここ1ヶ月くらい僕は、

なんだかんだ「忙しい」とかいう言い訳をして、

負け続けているので、(←結局オレも負ける時は負ける)

自分に喝を入れるために書きました( ;∀;)

こういう日々は全然充実していない。

少し苦痛を伴うくらいがいいバランスです。

「合格したー!」と余韻に浸れたのは1週間が限界でした…

次に向かわねば。