まだやれることはある(川口)
結局、なんだかんだ言って、
「状況を捉える力」が
行動を促す一番の原動力になると思います。
今週末は私立高校の入試があります。
そこに向けて過去問を解いてもらっています。
初めての入試ということもあって、
いくら大丈夫だと言えども、
不安な気持ちになっている生徒もいます。
「この問題が解けないといけない」という気持ちから、
普段は質問を一切しないような子も、
質問しにきたりします。
いや、これはネガティブな意味ではなくて、
「そりゃそうだよな」と思っています。
今の自分の状況を捉えて、
合格というラインと照らし合わせた時に、
「まずい」と考えたから質問するという行動に出るのは、
普通ですよね。
結局、これが行動を促すには最強です。
どれだけ僕が「質問しろよ」と言ったところで、
敵いません。
ということは僕が取るべき行動は何か?
「勉強しろ」
「質問しろ」
「考えて解け」と
言うことよりも、
「やらないとまずい」とか「勉強しよう」と
思わせる仕掛けや状況を作ることが大事なのだと思います。
内発的、自発的なやる気は最強です。
もっとやれることはあるなぁとしみじみ感じています。