逆襲 ~風穴をあける~(川口)
大学受験はそんな簡単に乗り越えることはできません。
高校受験と比較すると必要とされる勉強量は圧倒的に多い。
にもかかわらず、高校受験を終えたその解放感で高1、高2を
部活や娯楽に捧げ、やることをやらず過ごす人は割と多い。
そういう生徒の末路をこれまでたくさん見てきました。
いや、部活や娯楽は大事な青春なので全く否定していません(^^)/
むしろ、すごく大事だと思っています。
「僕もどの高校で部活をやるのか」という視点で高校を選んだので、
全く否定できる立場ではありません。
僕は部活が厳しすぎて、娯楽はほぼありませんでしたが、
クタクタになりながらも毎日すごく充実していました。
普通科に行けば最後は大学受験(専門学校も含む)があることは
全員認識しています。
だから僕はとにかく塾に行きました。
勉強のやる気の有無など関係なく、
とにかく自分の体を塾に置いておけば、
勉強せざるを得ません。
志望校なんて決まってないし、
夢なんて特にありませんでしたが、
とりあえず塾に行く。
部活に時間を捧げようが、
娯楽に時間を捧げようが、
勉強に時間を捧げようが、
受験からは逃げることができません。
結局、痛い目にあうのは自分なので、
体をどこに置いておけば、後悔が少ないのかを考えました。
部活で体力をもっていかれるので、
眠くて仕方ないのですが、
塾で寝てしまうと怒られるので寝ることはできません。
いや、少し寝ていたかも。
だからと言って自分が受験生になった時、
大学受験で戦えるだけの学力はついていませんでしたが、
サボっていたらさらに「悲惨」なことになっていたと思います。
その「悲惨」な状態になっている生徒が明日成にはいます。
まずは、「自業自得」だということをしっかりと伝えたい。
責めている訳ではありません。
自分で選択した結果なので仕方ありません。
もし、後悔しているとするならば、
「勝手にどうぞ」といったところです。
別にそんなことには興味がなくて、
(さすがに冷たすぎる笑)
「これからどうするか」だけが重要です。
敵は大学受験です。
そんな簡単に倒せる訳がありません。
まずはなんとか1つ、風穴をあけるしかない。
ということで、
そんな悲惨な状況から脱却するには基礎から。
僕がおススメする数学の最高の基礎問題集がこちら。
世界一薄い問題集だと思います。
チャートなんて100年早い。
分厚すぎる。やる気がなくなる。
まずはこの2冊を仕上げること。
2023 大学入試短期集中ゼミ 基礎からの数学I+A Express
2023 大学入試短期集中ゼミ 基礎からの数学II+B Express
そして、英単語。
英語が得意なら単語帳で勉強できます。
しかし、苦手なら手間をかけないと長期記憶としては残りません。
システム英単語<5訂版対応> カードI (駿台受験シリーズ)
システム英単語<5訂版対応> カードII (駿台受験シリーズ)
まずは数学と英語で風穴をあける。
長期戦なので気合の入れすぎはよくありませんが、
そりゃあ多少無理も伴うよ。
なんとかしたいなら耐えろ。
このブログをとある男子生徒に送りつけよう笑
ガンバレ