臨む姿勢の問題(川口)
受験に落ちることを肯定している訳ではありませんが、
落ちることを否定的にも捉えていません。
着眼点は合否のもっと前にあると思っているからです。
頑張ったら全員合格できるなんて幻想です。
例年ならこのくらいの数字で入れると思っていたら、
今年はなぜかレベルが異常に高くて落ちたなんてこともあります。
僕も塾講師をしながら日々勉強しています。
先日もある検定試験を受けましたが落ちました。
60点必要でしたが、
51点しか取れませんでした。
素直にただの努力不足です。
努力が足りないから落ちたのです。
頭が悪いから落ちたのかもしれませんが、
それはただの言い訳なのだと思います。
頭が悪いと思うなら人が3回で覚えれることを10回やればいいだけです。
時間はかかるかもしれませんが、
時間をかければいいのだと思います。
人と比較して、「なぜ俺は10回もやらないといけないんだ!」と叫んでも、
状況は何も変わりません。
早く自分の能力を受け入れてやるしかないんです。
これは資格試験なので基準点に達したら合格です。
相手がいるわけではありません。
なのでそこに「倍率」という要素が絡んでいないことは、
受験とは少し異なりますが、
努力不足だったことに間違いありません。
悔しいですけど、なんとなく想定していました。
こんな受け方ではダメなんです。
結局テストを受けるまでが大事で、
結果は運に任せるだけです。
やれることはすべてやったと思えるかがすべてです。
そんな話極端すぎると思うかもしれませんが、
人との比較ではなくて自分なりの軸で判断すれば大丈夫です。
僕は反省して、もう一度0から勉強し直しています。
問題集を4周りほど解きました。
やれることは僕なりに全部やってもう一度受検します。
それでも落ちたらまた次の方法を考えます。
「物事に臨む姿勢」がすべてなんだと思います。
大人も一緒です。
ずっと勉強です。
生徒が頑張って戦っているので、僕も戦います。