これ以上何を求めることがある?(川口)
長良校においては金曜日で中学生のテストが終了します。
これで後期中間テストはひと段落です。
早い中学は11月の上旬にテストが行われましたので、
終わってから2週間ほど経ちます。
今回のテストもいつも通り頑張っていた生徒で、
思うように結果が出なかった生徒がいます。
テストが返却されたその日、
授業日でもないのに塾に来て、
事務所の僕の隣の席に座って、
「やられたー」と悔しがっていました。
僕はテスト点数で生徒を叱ることはありません。
叱るのは確認テストなど、
やる気の問題でなんとでもなるものを怠けてやらなかった時です。
この話を続けるとメインがぶれるので今日はここまで。
悔しがっている生徒に対して、
「で、どうするの?」と聞きました。
その時は特に何も言っていなかった気がしますが、
「お母さんに終わった後が大事だよ」と言われたらしく、
僕もそれにすごく共感しました。
僕の本心は、
テストが終わって結果が出なかったけれども、
今回もいつも通り頑張っていたし、
まずはゆっくり休憩して、
また次回頑張ればいいという感じでした。
しかし、
そこから2週間、
毎日塾に勉強しに来ています。
もうこれだけで十分じゃないですか?
他に何か求めるものってありますか?
言葉ではなんとでも言えます。
「悔しい」と思うことくらい誰でもできます。
でもその気持ちを行動に移せる人は多くありません。
その子は、
あれから1日2時間でも、1時間でも、
1日も欠かさず塾に来て勉強しています。
今回は結果が出なかったけれども、
この姿さえあれば、
絶対に道は切り開いていけると信じています。
逆に何も行動や努力が伴っていない良い結果に不安を感じます。
そういう子は勉強という面では苦労することなく、
過ごすことができていくのでしょう。
でも、壁に当たることのない人生なんてありません。
勉強はすんなりいっても、
他の何かで壁に当たった時、
乗り越える耐力や精神力が身に付いていない訳です。
(言い切るのはおかしい気もします)
だから僕は結果ではなく、過程にこだわります。
二者択一のものではありませんが、
過程(努力)の上に成り立つ結果(点数)であれば
すごく嬉しいですし、成長を感じることができます。
生徒にはぜひそこを目指して欲しいと思います。
先日お伝えした「統計検定準1級合格」についてですが、
自宅に合格証が届きました!!
そして、なんと、
「優秀成績賞」もゲットしました~(^^)
たまたま僕の好きな問題が出ただけなんですけど、
運も実力のうちということで、素直に嬉しいです♪
そのうちホームページに名前が載ると思うので
またお知らせしま(^^)
僕も生徒を見習って行動の伴う大人になりたいと思います。
共にがんばろう。