「わたし、失敗しないので」の裏側(川口)
ドクターXの良いところを書きたいと思います。
(いきなり偉そうですみません)
テレビドラマなので非現実的な部分が必要ですが、
非現実的な部分ばかりだと視聴率は上がらない気がします。
そのバランスがすごく難しい所だと思います。
(度々偉そうにすみません)
「わたし、失敗しないので」と言って、
本当に失敗をしない人がいるのかどうか分かりませんが、
普通に生きていると失敗せず成長することは難しいですよね。
失敗から学んで成長するのが割と一般的かと思います。
ドクターXの最後2回分の放送では、
最難関の手術を行う前の大門未知子のシーンがありました。
手術をどう行うかの作戦を立て、
映像を見ながらシミュレーションを重ね、
気付いたら朝になっていて、徹夜をしたというシーンです。
要するに、
「わたし、失敗しないので」の裏側です。
裏側には、
センスや才能やスピリチュアル的な力や運ではなく、
地道な地道な、果てしない努力があったということです。
もちろんセンスや才能も必要です。
でも地道な努力を描くことで、
非現実的な世界から現実的な世界に
繋いでくれていると感じます。
そこがすごく良かったなぁと感じながら見ていました。