語彙力(浅野)

只今絶賛面談期間中なのですが、

事あるごとにこの「語彙力」という言葉が出てきます。

例えば、数学の説明などをしてもらっても、

一度でしっかり理解できず、最初は時間がかかってしまうのですが、どうすればいいですか??

などなど。

もちろん子供によって理解のスピードはまちまちですが、

そのような時に理解のスピードを上げるために語彙力は必要だと私は言います。

先日小学生の国語の授業で擬人法という言葉が出てきました。

中学生以上の生徒なら理解していると思いますが、

小学生ではなかなか耳にしない言葉です。

その言葉の意味を敢えて生徒に聞いてみたところ、

ほとんどの子は(´_ゝ`)という表情でしたが、

ある子は、

「虫とかの擬態のっていう漢字を使ってるから、人みたいな、人のマネするみたいな…」

という説明をしておりまして、大いに褒めておきました。

もちろんその後改めて擬人法の意味と用法を説明しましたが、

ほぼその生徒がしてくれた説明で間違いないですよね(*_*)

このようにもともと語彙力(もしくは知的好奇心と言ってもいいかもしれません)

がある子は新しく何かを知るときに、既存の知識や言葉と結び付けて考えることができるので、

その分理解するスピードは速くなると思います。

では具体的に語彙力をつけるには??

というお話はまた次のブログで書かせて頂きたいと思います。

鏡島校 浅野宏明

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