好きな言葉(浅野)

今年は二つの校舎でお手紙を書かせて頂きましたが、

やっぱり難しいものですね。

まずは線をまっすぐに引けない、

おそらく性格がひん曲がってしまっているのが最大の要因だと思いますが、

「書」みたいな真っ直ぐな線のみの漢字は激ムズでした。

あとは手紙なので書き言葉で丁寧に書くべきなのですが、

書きながら熱が入って、ついつい普段話している口調になってしまうこともありました。

まぁその方が伝わりやすいのでよしとしましょう。

ということで改めて漢字を調べながら言葉を選びながら書いていきながら、

改めて日本語の奥深さに触れることができました。

そんなこんなでどこにも需要がないのは百も承知ですが、

浅野が好きな言葉ベスト3を勝手に発表してブログを終わりにしたいと思います。

3位 「したためる」 なんか懇切丁寧で真心こもっている感じがして好きです。

2位 「結(ゆ)う」 普通にむすぶって言えばいいんですが神聖ながらも暖かさがあるのがいいですね。

そして栄えある第1位は

「紡(つむ)ぐ」です。

断トツ1位です。

元々は綿や繭から糸を作ることを意味していたのですが、

そこから転じて言葉や文章を綴る意にも用いられるようになりました。

一つ一つの言葉を選んで、頭の中であーでもないこーでもないと考えながら、

手紙の空白部分を埋めていく作業はまさにこの言葉がぴったりです。

ですから今回のお手紙大作戦は(急に青学の駅伝っぽい)

丹念に一人一人の心に届くように言葉を紡いで、

激励の言葉で手紙の最後を結って、したためた唯一無二のものです。

しっかり読み込んでもらえたら嬉しい限りです。

浅野宏明

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