自分が嫌になる時(古田茂大)

渋滞中、又は何台か車が連なっている時に、道沿いの店舗やわき道から、列に入りたがっている車を想像してみてください。

そのような時は、入れてあげるようにしています。

問題はこの後の自分の行動です。

自然と入れてあげた車の運転手さんの方やハザードランプを見ている自分がいるのです。

要するに「列に入れてあげた」ことを、親切な行為と定義づけ、それに対しての「見返り」を無意識のうちに求めているのです。

親切な行為をした自分に陶酔しているような気がして、そんな自分が嫌になる時があります。

損得勘定なしに、人のために動ける人になりたいとつくづく考える今日この頃です。