考えて行動すること(川口)
面談も終盤を迎えました。
今回も多くの親御さんと様々なお話をさせて頂き、
新たな気づきがたくさんありました。
改めて感じたことは、
「確認テストに合格できるように勉強しましょう」と、
「確認テストに合格できるように5回解きましょう」には
大きな差があるということです。
さらに、
「確認テストに合格できるように、
1日1回、毎日19時スタートで、
5日間続けることで、
合計で5回解きましょう。」
というのもまた差があります。
こんなこと頭では分かっていたつもりですが、
こういうことを意識して宿題を出すことができていませんでした。
自分で計画を立てることができる子は、
「確認テストに合格できるように勉強しましょう」と言えば、
自分で勝手に変換して、
「じゃあ私は3回やろう」となります。
でもこれは割と稀なケースです。
「自分で考えて行動する」ことが求められる世の中ですし、
それができるに越したことはありません。
僕が思うに、
「最初から考えてできる子」と
「方法を学べば、考えることができるようになる子」
がいるのだと思います。
「考えて行動することができない子」は、
まだ考える方法を学んでいないだけだと思います。
考える方法というのは、
いつまでに、
どういうペースで、
合計で何ページやればいいのかなどを
計画的に進める方法です。
勉強が大嫌いで、
考えて行動することが全く無理な生徒でも、
勉強のペースを組み、
やることを具体的に指示することで、
成果が出るということを感じました。
塾講師を10年以上やっていても、
まだこんな現在地ではありますが、
僕は僕なりに考えて行動したいと思います。