狂気の沙汰(浅野)

ものものしいタイトルですみません。

韓国の梨泰院というところで何とも痛ましい事故が起きました。

三年ぶりの行動制限がないハロウィンの熱気と相まって、

150名以上の方々が命を落としてしまうという事態に。

そもそもこのニュースを聞いた時に、

人がなだれ込むように倒れ込んで亡くなるって

どこかで聞いたことがあるなぁと思っていましたが、

案の定日本でも2001年の明石花火大会歩道橋事故というものがありました。

要は対岸の火事ではなく、

人が大勢集まるところには、大なり小なり同じようなリスクが伴うということです。

日本のメディアがこぞって今年の渋谷は…と言っておりますが、

少なくない影響を与えそうです。

ここで僕が思ったのは、

警備体制が不十分だったとか、

自分の身は自分で守ろうとか、

群衆雪崩のメカニズムがどうのこうのではなくて、

人間の狂気です。

もうちょっと説明を補足すると、

無秩序な世界でどれだけ正義や正論を振りかざしても、

愚かな群衆を止める術はありません。

きっと今回の事故でも助けを求める声や、

勇敢に人として正しい行動を求める声は少なからずあったと思います。

にも関わらず今回のようなことが起こったことに居た堪れなさを感じずにはおれません。

果たして今週末のキムタク来訪はどうなることでしょうか?

何事もなく皆が無事であればいいなと思います。

正木校 浅野宏明

次の記事

漢気溢れる(海斗)