本能の赴くままに(浅野)
いよいよ3日後に岐阜県の公立入試が控えております。
自分が当時受験生だった記憶は遠く空のかなたに消え去ってしまいましたが、
ポーカーフェイスのくせに滅茶苦茶ビビりだった自分もさぞかし緊張していたことでしょう。
さて、テスト本番(単元テストでも、定期テストでも、入試本番でも)で
自分が最初に選んだ答えにどうしても自信が持てずに、
答えを変えてしまって、結果最初に選んだ答えが正解だったという経験をお持ちな方は
世の中に相当数いると思われます。
もちろん、確固たる根拠を見出せたのなら答えを変えるべきですが、
僕は基本的には答えを変えません。
それこそ「本能の赴くままに」直感で選んだ答えを選びます。
理由は2つありまして
①根拠のない理由づけに左右されないから
②本能や直感と言いつつ、逆に一番理にかなっているから
①については、例えばここまで2連続でアだから、ア以外を選ぼうとか、
変な先入観やバイアスがかかっていて間違えてしまう可能性を排除できます。
②については、本能や直感というのはあくまで当てずっぽうや鉛筆を転がしてという意味ではなく、
これまでの経験値などから最適解を導き出そうという本能に基づいているので合理的だと思います。
例えば英語の並び替え問題で、この語順だとしっくりくる・こない みたいな感覚の話です。
ということで要約すると「迷ったら初めに選んだ答えにしよう」というお話なのですが、
実はそんな状況になる前に、
自分はこれまで血のにじむような努力をしてきたから、この答えで間違いない、
もし間違えていたら、自分はそこまでの努力量だった
もしくは
こんな問題を出す出題者が悪い(笑)
みたいな圧倒的な努力量がものを言うのかな~と思います。
とはいえそこまでの境地に達するのはなかなかのことなので、
とりあえず受験生の皆さんには最後の最後まであきらめずに頑張って欲しいと切に願っております。
鏡島校 浅野宏明