最近の小学生事情(國井)

2020年から始まった新学習指導要領から数年経ちました。

大きな変更としては、小学生の英語教育・プログラミング・大学入試改革です。

さまざまな課題が指摘されております。

その中で、iPad等の機器の利用についての問題も多く取り上げられています。

ご家庭での状況はどうでしょうか?

最近の小学生のスマホ事情はというと小学生高学年または中学生から

キッズ携帯→スマホ

というご家庭が多いようです。

青少年のインターネット利用環境実態調査では

「スマートフォン」は、小学生が 44.4%、中学生が 68.7%となり、高校生になると 95.2%が利用。

「契約期間が切れたスマートフォン」は、小学生が 12.7%、中学生が 9.5%、高校生が5.9%と学校種が上がるほど利用が少ない。

という調査結果が出ています。

塾でもお迎え等の電話をかけるときに、塾の電話をお貸しするときがありますが、

多くの生徒が

『親にLINEする』

と、自分の?スマホを出すことが多く見られます。

スマートフォンを持たせた親の反応はというと

【子供にスマホを持たせて良かったこと】

・子供と連絡を取りやすくなる(48%)

・居場所がすぐわかる(21%)

【子供にスマホを持たせて悪かったこと】

・スマホ依存になった

・犯罪やトラブルに巻き込まれないか不安

・生活リズムが崩れた(睡眠不足など)

と意見は様々です。

いつから持たせるにしても

使用制限や家庭ルールをしっかり決める

と同時に、一番大事なことは

そのルールを守らせることができる

ことだと思います。

それにしても、親の意見や望みを聞ける子供って減りましたよね・・・。