これからのテストの行方(浅野)

本日は第3回岐阜新聞テストの日です。

中学三年生が日頃の努力の成果を試す機会となっております。

思えば自分が中3の時は高校へ電車に乗って行き、

他の中学校の生徒たちを横目に試験を受けるという、

非日常を体験できたいい機会だったと思います。

しかし現在ではコロナウイルス蔓延防止のため、

各塾で受けられるということで

大多数の受験生は各々の塾で受けています。

(一応公開会場という所でも受けられますよ)

ところが巷では各試験がCBTで受けられる(今後CBTでしか受けられない)

テストが増えてきています。

※CBT Computer Based Testing  コンピュータで試験しますというやつ

利便性でいうと圧倒的に従来のペーパーテストよりもメリットが大きいです。

まずそもそも対面ではないため、コロナのリスクを排除しやすい。

自分もしくは保護者の都合のいい時間・曜日に受験できる。

紙を使わないため紙とインク?印刷のコストがかからない。

くせ字など読みにくい字などを排除でき、採点しやすい。

たまにいるおっちょこちょいな先生がテスト用紙を紛失してしまうリスクを下げられる笑

などなど。

一方ペーパーテストの良いところは、あくまで主観ですが

あのテスト独特の緊張感を味わえる。(文字を書くときのカッカッカとかページをめくる音とか)

作図などの問題が出題しやすい。

タイピングなんかできなくても文字が書けたら問題ない。

夢を書いたテストの裏を紙ヒコーキつくって明日へ投げられる笑

こんなところでしょうか??

別に僕がどちらかに傾いているわけでもなく、

とはいえCBTのデメリットも看過できません。

やっぱり教育的観点から言うと「公平・公正」が大原則なので

住んでいる地域や(やっぱり田舎はCBTを受けられる会場が少ない!!)

親の所得などで(CBTは基本時間とお金の余裕があれば何度でも受けられる!!)

不公平感が出るのは言語道断です。

ですが、確実に世の中の流れはCBTの方に流れていますし、

今後どうなるのかなーと漠然と感じた今日この頃です。

そんな僕は電子書籍よりも断然紙の本派です。

正木校 浅野宏明

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