CBT方式導入(國井)
明日成がするわけではありません。
近年のプログラミングや学習用端末の普及から、テストの方式が変わり始めていることはご存じでしょうか?
CBTとは“Computer Based Testing”の略で、「コンピュータ上で実施される試験」のことです。
従来のように問題用紙が配付されて解答用紙に鉛筆などで記入する方式とは異なり、
問題提示も解答入力も、あるいは採点作業もすべてコンピュータ上で実施します。
そう、パソコンなどでテストが完結してしまうんです。
メリットとしては、
・問題用紙や解答用紙の印刷・配付・回収の手間がかからず、紙の調達や保管が不要である点(省力化・省資源化)
・解答後すぐに自動採点したり、採点結果を受験者に開示したりすることも可能
などがありますが、デメリットも・・・
・十分な性能を持つコンピュータを用意することはもちろん、インターネット回線の速度や容量にも注意が必要
・目の前にコンピュータがあるCBT方式は、情報検索やコピー&ペーストが容易であり、比較的カンニングしやすい環境
というのがあります。
よくもあり、悪くもあるのですが、これが近々小中学校にも導入されるそうです。
文部科学省の有識者会議は2023年10月27日、全国の小学6年生と中学3年生を対象とした「全国学力・学習状況調査(全国学力テスト)」
のCBT実施について素案を公表した。2025年度悉皆調査では中学理科のみ、コンピュータを使ったCBT方式を導入する。
いかがでしょうか。他人事ではないんです。
あなたのお子さんは、タイピングなど速いですか?
今後、学校の定期テスト等もかわっていくのでしょうか?
対策を考えないといけないですね。