50年後の日本は・・・

 本日のニュースで、「合計特殊出生率」は去年1年間で「1.26」

となり、過去最低という発表がありました。大変ざっくりですが、

日本においては、1年間で約80万人の方が生れ、約160万人の方が

亡くなっております。50年後の人口予測値では、日本の人口は、

現在の1.2億人から8700万人へと減少し、政策にもよりますが、

10人に1人が外国籍の方になるという調査もあります。

 

 古くから、歴史研究家では、縄文人と弥生人との融合が日本の

奇跡の1つと言われております。私は浅はかな知識でありますが、

大陸から渡って来た渡来人が、農耕を持ち込み原住民であった、

縄文人との融合、混血を果たし、日本の歴史が誕生したという説

が教科書でも掲載されております。古事記で言うところの、

「天津神」「国津神」なのでしょうか。長い時間をかけて、

今でいうところの「日本人」が出来上がったわけですが、解明

されていないことも多くあるようです。

 

 実際に現代でも外国人の方は多く見られます。しかし、その

外国人の方と日本人が融合しているかどうかは、定かではありま

せん。言語の問題もありますが、意思疎通は決して容易ではないで

しょう。それが将来10人に1人の割合となった時、果たして今の

ような世の中なのか?今の想像をはるかに超えるような、日本に

なっているのかも知れません。