2月24日は・・・、
後の歴史の教科書に、この2月24日は、どういう記載に
なるのでしょうか?ロシアがウクライナに侵攻して1年が
経とうとしております。ウクライナは確かに日本からは
遠い地でありますが、少なくともロシアは隣国であります。
私たちは戦争を知らないわけでありますが、戦争の悲惨
さや和解の困難さは日々のニュースで感じるところであり
ます。ほぼすべての日本の日常は、「平和」の元に成り立って
いて、その土台の上に日々の生活や憂いや安心があります。
もし日本が同様な状況になれば、今私たちが考えている事は、
ほとんど違うものになるはずです。
歴史を振り返れば結局、同じような事が何度も繰り返されて
参りました。確かに科学は進歩して、今目の周りにある「物」は
以前とは格段に違いますが、精神や発想も同様な進歩がある
かと言えば・・・、かなり疑わしいと言わざるを得ません。
変化した「物」によって、戦争の仕方や民意の動かし方も
変わっていますが、それは歴史的にみても同様ですね。
鉄砲が現れ、戦車や飛行機、ロケットが使われ、日本には、
核爆弾も落ちました。噂の流布やプロパガンダも昔から
戦争の一部として重要視されておりました。
この戦争の先は、未だ全く見えませんが、とにかく少し
でも早い終戦を願って止みません。