2回目の共通テスト①
東大前での高校2年生による無差別傷害事件や
海底火山の爆発による、津波警報など、ざわ
ついた感じのある共通テストが終了致しました。
今年で第2回目となった共通テストですが、生徒
達は、『共テ(きょうて)』という呼称が一般的
なのだそうです。センター試験から紆余曲折を
経て今の形になったのですが、今年は特に数学
が難しかったという印象であります。
専門的になりますが、国公立大学を目指す場合、
多くの大学で5科目受験なので、ある科目が難しく
てもそんなに条件的に問題になることは多くは
ありません。皆が一様なので。私立大学においては
少しアンフェアな結果かも知れません。私立大学
ではコロナの影響もあり、受験システムが本当に
多様となっております。受験したい大学で直接
受験するのが一般的なのですが、共通テストを
利用して、それだけで受験する方法や、一部の
共通テスト結果を使って受験する方法も多く
あります。その際に、科目による平均点の差は一般
的には加味されないので、単純に得点率勝負と
なります。今回の共通テストの結果(まだ全容は
わかりませんが・・)から考えると、文系科目が
得意な生徒の方が有利にはたらく可能性が高く
なります。
それより私達にとっての大きな問題は、出題傾向
であります。これはまた次回でお話し致します。