40.2度(國井)

本日の日本の暑さは、危険だとしか言いようがない状態ですね。

岐阜県多治見市では40.2度を記録し、今年全国で初めて40度台を記録しました。

また、岐阜市では38.8度だったそうです。

なぜこのような現象が起きるかというと、台風10号によるフェーン現象が原因だそうです。

フェーン現象

空気は普通100m上昇すると1℃下がります。ただし曇っている空気は下がりにくく、100mで0.5℃下がります。

例えば飛騨山脈。3000メートル級で、日本で3番目に高い山脈です。

日本海側から33℃の風が、この飛騨山脈を越えてくるとしましょう。

1600m上空から雲ができていくとします。

雲の手前までで33℃→17℃、雲ができてから頂上までで17℃→10℃となります。

この時頂上までで、山にぶつかった空気から雨などで水蒸気が減っていき、乾燥した空気になります。

山を越えた空気は雲ができていないので、10℃→40℃と30度近く気温が上昇するわけです。

台風10号に向けて西寄りの風が吹いており、それが日本アルプスの山脈にあたり気温が上昇しているそうです。

盛り上がっている東京オリンピックでも、日本のこの異常な暑さに外国選手団やメディアから苦情も出ているんだとか。

塾の中は快適な温度(ちょっと寒いくらい)にしていますが、熱中症に注意して授業していきますね。

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