高校生、後期中間まで2週間(のぶや)

こんにちは、目まぐるしく質問対応をしています。のぶやです。

たとえ人間が絶滅しても、テスト直前の大量の質問だけは無くならないのではないか、というくらい質問が大量に出てきます。

普段から少しでも疑問に思ったら質問して、少しづつ潰していけばいいことは分かっているんですよ。

しかし、それができるほど、人間は完成しておりません。

これは年齢関係ないですよね。コツコツやれば今頃楽なのに、、なんて私たち大人でも思うわけです。

そんな質問ひつつとっても、仕上がり具合の違いは分かります。

特に私は理系を担当しておりますが、理系の質問は大別すると3つに分けられます。

1.全く分かりません。

テスト直前にこれは肩を落とさざる負えません。しかもこの質問の大半が公式の使い方に関するものです。

もちろん丁寧に対応しますが、「学校の授業をしっかり聞きなさい。」と言いたくなります。

2.ここの計算が出来ません。

これは練習不足なので、間違えやすいポイントさえ押さえれば、あとは本人の練習回数で何とかなります。

ただ、計算過程を残していない生徒もたまにいるので、そういう場合はもう一度目の前で計算させます。

「理系科目というのは論理的思考であり、論理的思考とは過程そのものである。」と格言チックなことが言いたくなります。

3.この解き方でできませんか?

これは私の中では、素晴らしい質問という位置づけになっています。

なぜなら、自分で思考と試行をしているからです。

科目にもよりますが、高校レベルの理系科目だとおおよその問題には、解き方の定型というものがあります。

つまり、王道の解き方というやつです。効率よく点数を取るために、その解き方も覚えさせますが、違う道を探すことこそ理系の人間の取るべき態度であると考えています。

「超いいじゃん」と言いたくなります。

みなさんは、どの質問をしていますか?

「質問力」というキーワードで書籍が出版されるほどには、社会に出ても必要な力とされています。

質問のしやすさのハードルは低くしていますが、質問のレベルは少しづつでもあげてほしいですね。