部活動は、どこへ・・・、

 1992年の18歳(高校3年生)人口は、205万人でした。

R5年は、110万人であります。そして、昨年生まれた人口は、

80万人です。少子化の波は、留まることを知りません。政府

も「異次元」とは言っておりますが、こればかりは、直ぐに、

どうのこうのという事にはならないでしょう。

 

 全ての業界、産業にとって少子化は問題となりますが、

教育現場における「部活動」は、もはや現在でも、その存続

は、あやしい状況です。昭和では、野球部でチームが作れない

ことなどありませんでしたが、今や高校野球でさえ、合同で

ないとチームとして成り立たないようです。

 

 最近、毎日楽しませてくれている、MLBの大谷選手は、

まさに日本人の誇りなのでありますが、これから先、野球に

限らず、そういった選手が現れる可能性は低いのかも知れません。

特に、団体スポーツにおいては、その構成人数が集まらない

のは、致命的です。

 人口形態の変化は、文化そのものも大きく変えることに

なりますね。50年後はいったいどうなっているのでしょうか?