試行錯誤(川口)

最近授業をしながら生徒の様子を見ていて、

「授業の受け方を工夫している」と

感じることがあります。

以前から工夫していると感じている子は何人かいました。

そこからまた少し増えたような気がします。

本人たちに確認をしていないので何とも言えませんが、

おそらく合っていると思います。

その工夫内容は、

「話を聞くことに集中して先生が一通り話し終わったら、

素早くノートに書き写す」です。

僕が話している間は一切ノートに書き写しません。

ずっとこちらを見ています。

これ自体が良いとか悪いということを書きたい訳ではありません。

むしろこの作戦はすごくテクニックがいると思っています。

綺麗にノートを書くことを意識しすぎると、

シンプルに遅れていきます。

書くのが遅い人も話についていけなくなるでしょう。

僕はこの方法をおススメしているのではなく、

工夫しようという意思が大事だと思っています。

書くことばかりに集中していて、

結局何も内容が頭に残っていないということは、

誰もが一度は体験をしたことがあるのではないでしょうか。

そこで次の行動をどうするかで、

結果が変わってくるのだと思います。

うまくいかないことがダメなのではなく、

うまくいかないことに直面した際に、

次どうするかを考えないことがダメなのだと思います。

試行錯誤を続けて欲しいと思いました。