英語の感覚(鎌田)


英語の授業中に生徒から
「ここはtheじゃなくてもaでも正解ですか?」
などと質問されることがあります。

いわゆる「冠詞問題」です。


実際、中学校的な正解を伝えることはそれほど難しくありませんが、
英語の冠詞の世界は想像以上に奥が深いようです、、、。


以前読んだことのある本には
「冠詞についてだけで辞書一冊分を要する」だったり、
「ある場合にaとtheのちがいだけで、
  一方はものすごく明るいイメージになり、もう一方はとても暗いイメージになる」
などとありました、、、。



そのような英語の感覚として、興味深い書籍があります。

『日本人の英語 マーク・ピーターセン(岩波新書)』

「冷凍庫に入れる」は put it in the freezer なのに
「電子レンジに入れる」だと put it in my microwave oven となる。
どういう論理や感覚がこの英語表現を支えているのか。
著者が出会ってきた日本人の英語の問題点を糸口に、
従来の文法理解から脱落しがちなポイントをユーモア溢れる例文で示しつつ、
英語的発想の世界へ読者を誘う。


僕も数年前に購入して読んだのですが、内容をあまり覚えて。。。

改めて読んでみようと思います。


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