福井県立大学後期試験合格 ~涙~(川口)

前回のブログで

大学受験後期試験で岐阜大学に合格したと書きました。

後期試験では実はもう1人の生徒が合格しています。

福井県立大学・生物資源学部に合格しました。

前回も書いた通り後期試験で合格するというのは、

学力だけでなく精神力も求められます。

本当によく頑張ったと思います。

これで国公立合格者は、

大阪大学、

岐阜大学、

滋賀大学なども含めて、

長良校では8人が国公立大学に合格しました。

別に国公立大学に行くことがすべてだとは思っていません。

目的意識を持って私立大学に行くことも素晴らしいことだと思います。

実際、夢をかなえるためにあえて

やりたいことのできる私立大学に進学した生徒もいます。

必ず充実した学生生活を送ってくれることでしょう。

前置きはここまでとしまして、

前述の福井県立大学の生徒が

受験の教材の整理のために塾に顔を出してくれました。

僕と話を始めた瞬間から、

なぜか泣き始める生徒(笑)

これまでの色々な思いが込み上げてきたのだと思います。

「辛さ」と「悔しさ」が混じり合った涙だった気がします。

その生徒は内容まで多くは語りませんでしたが、

やはり前期試験で合格できなかったことが大きかったと思います。

その後、なかなか塾に向かえず、

勉強に打ち込むことができなかったことを泣きながら話してくれました。

僕はよくちょっと辛めのカリキュラムを組みます。

その時に、今どういう状況なのかを聞きます。

何が理解できていて、何が仕上がっていないのか、

そして今から何を仕上げていくべきなのか。

ある程度は模試から分かりますが、

一番大切なのは本人の内から湧き出る意思です。

そこを指摘したこともありましたね。

もっと早くから自覚を持って勉強を始めるべきだったという話もしましたね。

こういう後悔はなるべくして欲しくないので、

早い段階からそういう話はしているのですが、

やはり最後は本人次第になってしまいます。

人を動かすことは難しいですね。

『涙』から色々と考えさせられました。

まずはお疲れ様。

受験の指導をしているといつも思うことがあります。

「10年後はどうなっているか分からない」

ということです。

今は「嬉しい」、「悔しい」という感情で、

もしかすると「勝った」「負けた」なんて感じている人いるかもしれません。

でも、10年後は分からない。

ここからの、小さな小さな努力の積み重ねが、

10年後の結果を生みます。

少々長くなってしまいました。

また顔を出してください。

ガンバッテネ。