悲報にふれて、

 ryuchellさんの悲報で衝撃を受けた方も多いかも

知れません。色々な意味で有名人だった故に、報道

での取り上げられ方も大きいのだと思います。ただ、

個人的に思う事はいくつかあります。

 

 話は飛んで、先日東京に用事で参りました。2泊

3日で、実質2日間の滞在でしたが、都内の移動は、

基本的に全て電車でした。その2日間で、人身事故

による電車の遅れが3件ありました。電車内のアナ

ウンスでも、「人身事故により~」となっています。

そして、街を行きかう人々にその知らせの動揺は、

一切感じられません。報道も一切ありません。

そうなのです、東京においては、ほとんどこれは

日常なのです。このほとんどの人身事故は、

自殺なのです。ほぼ毎日というぐらいの頻度で、

起きております。まして、東京近辺は、路線の

数が田舎に比べ、けた違いですから総量も自然と

多くなります。

 

 子ども達と日々、接する仕事をさせて頂く身と

しては、この選択肢を美化することだけは、決して

あってはならないと思っております。許される

選択ではないと伝えなければいけないと思って

おります。自殺はその周りの人々の心をも殺して

しまう可能性があります。理由はそれぞれでしょう。

しかし、その他の選択の可能性を伝える事が、

大人の使命ではないかなと感じた出来事でした。