将来なりたいものが・・・(藤江)

こんにちは、明日成穂積校の藤江です。

面談の中で聞く言葉ランキング1位の

「うちの子、将来なりたいものがなくて・・・だから頑張れないのかも」

これについての私なりの見解を説明します。

まず、将来なりたいものがない事は決して悪い事ではありません。

裏を返せば、まだ何にでもなれる可能性があるとも言えます。

今はまだはっきりと決めれないし、自分には何が合っているか分からない、働く姿が想像できない。そりゃそうですよね。

昔とは違って今の時代は、変化も早くて数年先の未来がどうなっているかも想像がつきにくい時代です。

子供たちが就職活動をする数年~十数年先には、今はまだない職業が出てきているでしょうし、

今憧れている職業の中でも無人化されたり衰退したりする産業もきっと出てくるだろうと思います。

だから特に焦ってなりたい職業を決める必要はないと思います。

でも!その代わりにやってほしいことは、

「情報収集を怠らない事」です。

職業について調べなさいとそんな堅苦しいことを言っているのではなく、

何かを見た時にちょっと興味をもって「この人ってどんな職業なんだろう」とか

「どうすればこの職業になれるのだろう」と少し興味を持ってもらう程度で十分です。

例えばみんなが毎日通っている「学校」という環境を見ても、

教員の先生はもちろんですが、事務員の方、図書館司書の方、カウンセラーの方、出入りする業者の方、

実にたくさんの職業の方が携わって役割分担をして運営されています。

「病院」という環境を見ても、医師や看護師はもちろん、

受付スタッフ、医療事務、〇〇療法士、そして多くの他業種の方の出入りがあって運営ができています。

少し興味を持ってさえくれれば、一気に職業についての知識を広げることができます。

身近な大人に仕事について聞いてみるのも良いかもしれませんね。

そして、「目標がないから頑張れないのかも」というお悩みについて。

これの答えは「全くそうではありません。」です。

頑張れる子は、目標がなくてもとりあえず自分で目標設定をして頑張ることができます。

つまりそのようなお子様は、目標があってもなくても頑張れない子の可能性が高いのです。

ではどのようにしたら良いのか。

「頑張らざるを得ない環境に身を置く」これがベストアンサーだと思います。

自分で動き出せないのであれば、周りの環境に身を任せるのが一番簡単です。

それが塾の大きな役割の一つだと思っています。

ある程度の年齢になると、(成長の過程で仕方ない事ですが)家の方の言う事よりも第三者の指示の方が簡単に通ります。

お子様が頑張れない原因の一つはもしかしたら保護者の方の小言かもしれません。

もしそうかもしれない、と思われるのであれば、そろそろ勉強に関しては第三者に任せる時期かもしれません。

特に何かの結論を与える内容ではないかもしれませんが、

このようなお悩みを持つ方の参考にでもなればと思います。

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