明日成がイベントガチ勢な理由(のぶや)

どうもみなさん、ハッピーハロウィン🎃

イベントには積極的に手を出していくところが、明日成の特徴のひとつでもあります。

ここのところ、すべての通年イベントを中止にしていたので、ハロウィンでひさびさの雰囲気を感じています。

春はディズニーに、夏はキャンプ、バレーボール大会、冬はボードツアーと、年中イベントをしていたあの頃が懐かしいですね。

時代感や外出自粛などもあり、なかなかみんなで盛り上がる体験ができない子どもたちは、少し不憫だと思います。

個人的には、こういった”体験の欠如”って学力にも少なからず影響しているように思います。

たとえば、算数の割り算。人にものを分けたりする体験が少ないと習得するのって難しいと思うんですよね。『ケーキの切れない非行少年たち』なんて本がありますが、そもそも実際ケーキを切り分けたことのある人ってどのくらいいるのでしょうか?

かくいう私は、最近初めて自分で釣った魚を3枚におろすという体験をしました。さばき方はYouTubeにいくらでも先生がいますので、見よう見まねでやってみました。

あの背骨に沿って切るときゴリゴリとする感覚なんかは文章で読んだってわからないものですよね。他にも魚のエラってあんなに赤くてビラビラしてるんだとか、脂がのっててなかなか包丁では切りづらいとか。

生物の体の構造や、摩擦ということは習いますが、概念としてしか知らないというのは勿体ないなと改めて感じました。

また、日常会話で主語や述語を省いて単語のみで会話をしている人は、文章理解力が低い。なんて話も聞いたことがあります。会話は確かに単語で済みますが、エピソードはしっかり主語述語を駆使しないと伝えることができませんよね。

学校のテストは複数の科目に分かれていますが、そのすべてを日本語(しかもテキスト)で学ぶ以上文章理解力がなければ難しいでしょう。日ごろのちいさな体験が、いかに大切かというのがわかると思います。

今の時代キッカケはたくさん転がっています。決して特別でなくてもいいので、子どもたちにはたくさんの体験をしてほしいです。


p.s.

このバカでかいかぼちゃは、校舎にあった段ボールと画用紙だけで作りました。なにも参考にしてませんが、作れちゃいました。

のぶやの27年間の体験の集大成がこれです。

『ケーキの切れない非行少年たち』はすべての教育に関わる人に読んでほしい1冊です。ぜひ。