高校生もヘルメット?(國井)
明日10月1日からお隣の愛知県ではある条例が改正されることになります。それが
自転車損害賠償責任保険等への加入義務化
自転車乗車用ヘルメットの着用が努力義務
愛知県では、自転車に係る交通事故を防止するため、令和3年3月に「自転車の安全で適正な利用の促進に関する条例」が制定されました。
2021年10月からは自転車損害賠償責任保険等への加入義務と自転車乗車用ヘルメットの着用努力義務が加わり、本条例の具体的な運用が開始されます。
今回の条例改正では、大人も子どもも自転車乗車時の乗車用ヘルメット着用が努力義務となりました。
岐阜県でも
- 自転車は、車道が原則、歩道は例外
- 車道は左側を通行
- 歩道は歩行者優先で、車道寄りを徐行
- 安全ルールを守る
- 飲酒運転・二人乗り・並進の禁止
- 夜間はライトを点灯
- 交差点での信号遵守と一時停止・安全確認
- 子どもはヘルメットを着用
と、自転車安全利用五則がありますが、自転車損害賠償責任保険等への加入は任意だそうです。
2020年現在、都道府県レベルで公立高校の生徒に対し、自転車通学時にヘルメットの着用義務を定めているのは、愛媛県しかありませんでした。
ただ、一方的に義務化するのではなく、義務化までのあいだに、愛媛県はメーカーと協力して生徒や教員に向けたレクチャーを開催したり、
ヘルメットのデザインや、啓発ポスターのデザインを生徒主体で検討させたりと、相応の意識付けを行ったそうです。
そのうえで、義務化にあたり3万人の高校生にヘルメットを無料配布したことが、実行性を高める大きなカギになったといいます。
岐阜県でも、羽島市でヘルメットの基準を設けています。
今よく中学生で見る黄色いヘルメット
いいですか、あれはヘルメットではなく正確には
シェルメット!!!
もともと工事現場での安全帽としてあったものが、いつの間にか小中学生がかぶるのはこれ!と決まってしまったのです。
それも、今では岐阜県だけだとかなんとか・・・
それも、安全基準を満たしていないんです。
ですので、羽島市では禁止になったそうです。
努力義務は法律で罰せられるものではないため、効果を期待するのは難しいという意見が多いそうです。
しかし、ヘルメットをかぶっていたほうが事故の際安心です。
岐阜県でも高校生がヘルメットをかぶらないといけない日も近いのかも・・・。