英語長文のススメ
最近、授業で取り扱った英語の長文に、
オーストラリアのカンガルーの名前の由来が
載っておりました。カンガルーは、元々、
原住民の言葉で、「知らない」という意味なの
ですが、イギリス人の隊長は、てっきり名前だと
勘違いして、それ以降、カンガルーと呼ぶ様に
なったという有名なお話です。
実は、英語のテストにある長文には、本当に
面白いものが多くあります。へぇーと感心したり
感動してウルウル来るのもあります。なかには、
ジョークまじりで、クスッとするものも。しかも
生徒は、設問を解かないといけませんから、
強制的に読ませられます。
ーここで、違いが生まれのです。
長文自体の内容に興味が持てる生徒は、学力
が伸びやすい生徒なのです。興味が持てるという
事は、無理せず記憶につながります。丸暗記では
ないのです。自然に身につきます。興味が持てない
けれども、覚えないといけない事は、無理やりの
丸暗記に頼ります。つまり、すぐ忘れてしまいます。
このブログをご覧の方が、保護者でお子様が
いらっしゃるなら言わずもがなでありますが、興味が
ある事に対する子どもの集中力は、大人の比では
ありません。何時間でも続けます。ただし、
大人の意図するように、子どもに興味を持たせる事も
また大変難しいですね。そのなかの一つに、実は
入試などの英語の長文がありますよというお知らせです。
もし、お子様が興味を持てば、英語力は最強となります。
過去の生徒で印象的な1人をご紹介すると、彼女は、
ハリーポッターが大好きで、なんと英語版の原書を
好んで読んでおりました。日本語訳の発売前に既に、
内容を知っているというレベルです。彼女の進学先は、
東京外国語大学でした。興味の力は絶大ですね。