答え合わせ?(海斗)
僕は生徒のころ、先生たちって何でそんなに早く僕たちのミスに気づけるのだろうと疑問に思ったことがあります。
そして、先生となった今、むしろ何でこんなに早く生徒のミスを見つけてしまうのだろうと思っています。
この理由は大人だからではなく、取り組み方にあると最近気づきました。
生徒の集中力を問題に挙げているのではなく、意識のベクトルが違うということです。
もう少しわかりやすく言うと、
生徒は答え合わせをしようとしている
先生は間違い探しをしようとしている
ということです。
生徒は正しい答えを書いたという意識があるほど、細かい確認はせず、簡単に丸付けをします。
答え合わせが習慣化されていることは重要ですが、そこの精度も注意しなくはいけません。
間違っているのに丸をつけてしまうという状況は最悪です。
対して、先生は間違いを訂正する必要があるので、正解を探しているのではなく、間違いを探しています。
僕は文系の先生ですので、英語のスペルだったり、社会や国語の漢字だったり、細かいところを見ています。
正直間違い探しを意識しているつもりはないので、完全に無意識です。
この感覚に気づいてはっとしつつ、生徒が間違えた前提で見てしまっている自分を少し反省しました。
職業柄仕方ないのですかね。。。
という話ですが、そもそも気づいたきっかけは
現在木曜日に放送されている「いちばんすきな花」というドラマの、テストの答え合わせに関するシーンになります。
このドラマを見ていると、価値観というのは本当に様々で、
自分の視点だけで物を言ってはいけないと考えさせられます。
何が面白いかを話そうとすると難しいドラマですが、つい見てしまいますし、とてもハマっています。
興味を持っていただけた方はぜひご覧ください。
なんだかよくわからない終わりになっていしまいました、すみません💦