映像の記憶(古田茂大)
先日、ある保護者の方と面談中に、幼少期の頃の話で盛り上がってしまいました。
僕が小学校低学年を過ごした地域に、その保護者の方も、お住まいの経験があるようでした。
よ~く、お顔を拝見させて頂くと、記憶がよみがえってきました。
なんと、私が小学校入学時に、学校まで一緒に通学してくれたご近所のお姉さんでした!!
まさか、お互いが小学生の子を持つ親となってから、再びお会いすることできるとは、思ってもおらず、本当にびっくりしました。
(お子さんの話、そっちのけで、思い出話に花が咲いてしまったことをお許しください!!)
だれもが、色々な人生を歩んでいく中で、一瞬でもその時間を誰かと共有し、その当時のことを振り返ることができる喜びを感じました。
同窓会などが盛り上がるのも同じ原理だと思います。「自分の過去を知ってくれている人の存在は大きい」と思いました。
帰宅後、すぐ当時のアルバムを引っ張り出し、1時間ほどノスタルジアに浸りながら、自分と関係してくれた色々な人を思い出し、急に涙が出てきました。
僕たちは、ありがたいことに、多くの生徒との接点を持たしてもらっています。
生徒たちと数十年後に再開した際に、一緒に明日成で過ごした思い出の一部でも、話せるように、生徒たちと過ごしている今この時を大事に過ごしたいと思いました。