大阪大学・工学部 合格(川口)
隠そうとしている訳ではないのですが、
普段あまり合格実績などを大々的には公表しておりません。
面談などで質問を頂いた時にはお答えさせて頂いておりますし、
生徒の進路指導の際にはこれまでのデータを参考にしています。
ということで、
こちらのブログを読んで頂きましたでしょうか。
こちらは以前僕が書いたブログです。
今回、なんとこの生徒が大阪大学・工学部に合格しました。
共通テストは思っていたようにいかず、
直後はだいぶ落ち込んでいました。
とはいえ大阪大学工学部は、
共通テスト:二次試験の比率が
300:700ということで、
『逆転合格』に向けて動き出したのが、
共通テストが終わって5日ほど経った頃です。
上記のブログにあるように、
結構過酷なカリキュラムを毎日乗り越えていきました。
前期試験2,3日前はさすがに緊張していましたが、
それまでは割と平然と、辛いカリキュラムをこなしていたように思います。
それでもなかなか厳しいと正直思っていましたが、
諦めず、毎日毎日13時~23時まで、
必死に勉強を続けました。
僕がカリキュラムを作る時考えていることは、
「この生徒ができるギリギリのラインを攻める」です。
レベル
量
を判断して、「楽過ぎず、ちょっと辛い」くらいを攻めます。
そして、その意図は、
「もし不合格になってしまった時
その子が不合格にある程度納得ができるくらいの
“やれることはやった”という実感が持てる」
ということです。
これがカリキュラムをやる意義だと思います。
不合格になった時のリスクヘッジか!と批判的に捉えられるかもしれませんが、
自分がやってきたことに自信が持てるというのは大事なことだと思います。
特に大学入試は厳しい戦いです。
倍率もすごく高い。
だからこそ、不合格だった時、
ここまでやってもダメか。と思わせるくらいのことを課します。
その上で今回のように逆転合格できれば、
それはそれでとても嬉しいですし、
やりきった彼がもし不合格だったとしても、
一旦その結果は受け入れ、
浪人なり、別の大学に進学なり、
次の道へ”ある程度”の納得感を持って進めていたことでしょう。
「ある程度」です。
不合格になってすべて納得ができる訳がありません。
悔しいに決まっています。
だから、
「ある程度」の納得感を得てもらえるように、
環境を整えています。
合格は最高の結果です。
頑張ったのは彼、本人です。
本当におめでとうございます。