大学入試の改編(瑛作)

  

共通テストまで、のこり1か月ほどになりました。

明日、12/17からは各校舎で冬期講習に入ります。

高校3年生は本番に向けて最後の演習期間となります。

  

高校3年生は大学受験スケジュールもおおよそ決定し、突き進むだけになりましたが、

高校2年生は、すでに大学受験に向けて動き出している子もいます。

  

  

  

この時期になると、各大学からも2025年度に向けた情報が発表され始めます。

  

例えば、岐阜県にある「岐阜聖徳学園大学」においては

2025年度4月から新たに「人文学部」の設置が構想されているようです。

(現在の外国語学部から人文学部への変更)

  

あるいは、高い教員採用試験合格率を誇り、全国から教員志願者が集まる教育学部においても、

幼保小連携に向けた改編が行われるようです。

  

このように、各大学で改編が行われていますが、

最も衝撃的だったのは「慶応義塾大学」かもしれません。

  

  

私立大学の場合、入試の中に

・一般入試(2月に受験する入試、主に学力重視)

・公募制推薦(基準を満たせば受験可能、主に学力重視)

・総合型入試(自分の特色をアピールする入試、主に人間性重視)

・指定校推薦(高校内の成績上位者に学校から推薦、主に定期テスト・評定重視)

などが存在しています。

  

  

かつては、私立大学受験といえば一般入試が王道でしたが、

いまでは半数が推薦入試を利用し、年内で受験を終えています。

  

慶応義塾大学においても、一般入試だけでなく、総合型や推薦入試を行ってきました。

しかし実は「経済学部」は、受験方式が一般入試のみを採用していました。

  

その経済学部が2025年度から、指定校推薦入試を導入することになりました。

なお、募集人員は30名。

  

単純計算で1県に1人も割り当てられないわけですが、

今まで一般入試を貫いてきた、国内私立大学の導入であるだけに、

今後より一層の高大連携や推薦入試の導入が加速するかもしれません。

  

そうなったとき、

普段の定期テストで上位の成績を修められているか

  

あるいはそもそも

どこの高校に進学するのか

によって、進路が大きく変わってくることになるでしょう。

  

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