受験生の春(海斗)
今年度は中3の受験カリキュラムの作成をさせて頂いているのですが、
受験生のモチベーションっていつ頃から上がってくるのでしょうか?
高校生を見ていると、
高2の終わりごろから受験生0学期という感じで自習に来る頻度が増えたり、
部活が終わってその熱を勉強に回してうまく切り替えたりしているように思います。
では、中学生は?
僕の中では夏終わりがイメージとしてあります。
”初めての受験で、行きたい高校になんとなく行ける気がする”
こんな気持ちの子が多くいるイメージで、
このなんとなくという感情がモチベーションが上がらない要因だと思います。
でも、夏を終えて、岐阜新聞テスト、全県模試を見て、初めて自分の順位が可視化されます。
正直思ったより自分ができないと感じる子が多くいるイメージですが、
順位というのは高くても低くてもいい方向にいくと思います。
順位が高ければ、もっと頑張ろう、もっと差をつけてやろう!となります。
順位が低ければ、もっと頑張らないと、勉強時間を増やそう!となってくれるはずです。
ただ、
モチベーションがないからと言って勉強を疎かにするわけにはいきません。
僕はこの夏までをどう勉強するかが大事だと思っています。
それがこの受験生の春であり、受験カリキュラムのテーマになるとも考えています。
ということで、
本巣校なりの工夫???を施した受験カリキュラムを作成し、
4月の初めに中3に渡しました。
やはり人によって進みは違います。
カリキュラムノートから伝わってくる意欲も違います。
それでも僕はなんとかこの春を有意義なものにしたいと思っています。
全員を合格させる。
ここに強い意志をもって、1年間長い闘いをしていきます。
保護者の皆様もご協力をお願い致します。