勤労感謝の日(のぶや)
今日が、今年最後の祝日です。のぶやです。
子どものころは、祝日は休みになって嬉しい日でしたが、大人になるにつれてその意味や由来に興味が出てきました。
世界の国々でそれぞれの祝日がありますが、それはその国の文化や歴史を表しているものが多いです。
今日、勤労感謝の日は、調べてみると日本古来からの宮中行事である「新嘗祭(にいなめさい)」からきているようです。
参照:https://thanks-gift.net/column/engagement/labor-thanksgiving-day/
新嘗祭とは、天皇陛下が天照大御神を始めとする神々に、新米を奉納し五穀豊穣を感謝する祭事の事です。
田を耕し、水を張り、苗を植え収穫するのは農家さんの仕事ですが、
その土地も、水も、太陽の光も、空気も神様から分けていただいているという、日本的な自然観を感じますね。
大昔は、労働といえば田畑を耕し、食べ物を作ることでしたが、今日は皆が知るように様々な産業が生まれています。
自分の仕事を通して、八百万の神様とのつながりや感謝を感じることはなかなか難しいかもしれませんが、一緒に働く同僚や、取引先の方々とのつながりは感じられます。
そして、よくよく考えれば、その方々がいなければ仕事が円滑に進まないことにも気づけます。
そんな、日ごろ働いている最中だと気づけないことに感謝をするための休日だと思えば、すこし心のゆとりも生まれそうですね。
今日も塾は開いています。
頑張りましょう!(笑)