努力が結果に繋がらないとき(川口)
努力しても努力しても結果に繋がらないという経験はありますか?
「結果が出ない努力は、努力じゃない」なんていう言葉がありますね。
それを否定するつもりはありませんし、その通りだとも思います。
そして、僕たちの役割は生徒たちが納得する結果を出すためのサポートをすることです。
だからこそ僕たちも結果にはこだわらないといけません。
そんなことは当たり前なので、
どうしたら結果につながるかは常に考えています。
そして結果に向かって懸命に努力できる生徒と、
そうでない生徒がいることも事実です。
講師のサポート×生徒の努力=納得する結果
という方程式が成り立つと思っているので、
カリキュラムなどを作成して生徒の努力を促すこともします。
生徒が努力しているにも関わらず、結果が出ないこともあります。
今日はそんな生徒の涙を見ました。
塾講師失格と思われるかもしれませんが、
僕は「これでいいんだ」と思いました。
塾講師ならここで、
「効率の良い勉強法」とか「科目ごとの勉強法の違い」とかを
アドバイスしろよと思うかもしれません。
今、かけるべき言葉はそんなことなのか。
違うような気がしました。
そもそも効率の良い勉強法なんてあるのか?と思っています。
そんなの「努力不足の人たちが使う言い訳」とも思っています。
効率とかそういうことではなくて、
結果が出なくても、それでもこの努力を継続して欲しい
「このままでいい」
思いを伝えることが大事なんじゃないかと思って話をしました。
その上でどうしたら結果に繋がるかは一緒に考えます。
結果が出るまで考え続けます。
一番近くで努力を見守り続ける存在でありたいと感じました。