ミラーニューロン効果の活用(國井)
春になり、新学年の授業も始まりましたね。
クラスの新たな仲間とも少しづつ打ち解け始めた頃でしょうか。
生徒の顔も新しい学年にふさわしくなり始めています。
そんな中、羽島校の中3生・高3生が益々受験生の顔になってきました。
本日も授業の無い日ですが、多くの生徒が昼から受験勉強にやってきました。
部活などで昼間来れない生徒は、夜に来てくれることでしょう。
志望する高校・大学に向けて頑張っています。
明日成は、『第2の家』です。
勉強できる環境があり、休憩時間には家族のように接しあえる仲間や先生がいます。
塾の開いているときは、いつでも・何時間でも勉強ができ、何問でも質問ができます。
明日成が、このように生徒が集まれる場所であり続けるのには理由があります。
科学的に言えば、『ミラーニューロン』というシステムです。
ミラーニューロンとは、周りの行動をみて、自分も同じように行動する(鏡のようにまねる)神経細胞脳の働きで、共感細胞、モノマネ細胞とも言われるものです。
脳の発達した生物で見られ、イタリアにあるパルマ大学のジャコーモ・リッツォラッティ(Giacomo Rizzolatti)らによって、1996年に発見されました。
例えば、尊敬する人をいつも見ていたり一緒に過ごしていると、だんだんその人の口癖や考え方・行動が似てきます。
スポーツでいえば、『イメージトレーニングの効果が科学的に実証された』ことだそうです。
それをうまく取り入れたのが、『スズキ・メソッド』と呼ばれるバイオリンの練習法です。
生徒がバイオリンを弾きたいと思うまで、生徒の前でバイオリンを弾き続ける。
そうすると、生徒はバイオリンを弾きたくなり、先生の真似をしようと技術を習得していくそうです。
勉強も同じです。
一人で勉強しようとするより、周りの仲間が一緒になって頑張っている。
だからこそ頑張ることが苦ではなくなります。
塾の自習室で勉強し、わからないところは質問してもう一度解きなおす。
勉強というのは、至極単純な作業のくり返しだと思います。
そんな生徒と一緒になって頑張れる環境をこれからもご提供します。
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