【小学生】百ます計算ってもうやってないの?(のぶや)
こんにちは、のぶやです。
明日成では、小学4年生から高校3年生までを指導しています。
そんな中ある小学生の計算の様子をみていると、割り算の筆算で何度かつまづいていることが分かりました。
割り算の筆算は、もちろん計算自体は割り算ですが「その本質は掛け算」にあります。
例えば、256÷4という計算問題があったとします。
筆算ではまず初めに上から2ケタの25の中に4が何個あるかを考えます。
(厳密にいえば最初のケタの2の中に4が何個あるかを考えます。)
この時、頭に思い浮かべるものは4の段ですよね?
割り算で大切なのは掛け算なのです。
その生徒は、頭の中で九九を考えるのに時間がかかっているようだったので、
だったら「百ます計算をしてみよう!」と提案し、授業の開始5分は毎回やってみることにしました。
はじめはかなり時間がかかっていましたが、回を重ねるごとにタイムも縮み、正答率も上がってきました。
その成長ぶりは驚くべきものです。
本人も楽しくなってきている様で「今日も百ます計算やる??」と毎回聞いてきてくれます。
私たちはいろいろな角度でその生徒の成長を促します。
もちろん、即効性が期待されるようなことばかりではありませんが、本人が楽しくやる気になってくれればいいなと思っております。