ESAT-J(浅野)
ってご存知ですか??
知る訳ありませんよね??
実は東京都では令和5年度の都立高校入試で
英語のスピーキングテストの点数を加味する試みを始めるそうです。
そしてそのスピーキングテストがESAT-J(English Speaking Achievement Test for Junior High School Students)
というものなんだそうな。
ただやっぱり問題点も多々あるようで、
①ベネッセ(みんな大好き進研ゼミ)と連携しているためか、
プレテストの内容がGTECと酷似している(または個人情報の流出の恐れがある)
②これの受けなかった場合は、通常の学力試験の英語の点数を反映させる
などなど山積みなんですが、大きくまとめるとこんな感じです。
これを踏まえた上で私が思うところは、
数年前に文科省が大学入試において、英語の外部試験を導入します!!
と大号令を発表して、直前になってやっぱやーめた
となったときのことの顛末を何も踏まえていないのか、ということです。
さらには②では、まぁ受けても受けなくてもどっちでもいいよ😊
みたいな、じゃあ結局誰の何のためにやる試験なん??というツッコミが
東京中から聞こえてきそうな愚策になっております。
グローバル社会と言われて久しい世の中で、
英語でコミュニケーションを取れるということは非常に大事だと思いますし、
新しいことを始めたり、変化するということには
痛みが伴うことは重々承知しているつもりですが、
一部の大人たちのせいで、子供達が割を食うのはやめて欲しいな〜とつくづく思います。
正木校 浅野宏明