量が足りてないのに「効率」とか「方法」とか関係ない(川口)

34歳になりました。

お祝いのメッセージや素敵なプレゼントをありがとうございました。

これからも生徒と共に一生懸命頑張りたいと思います!

今後ともよろしくお願い致します。

普段、僕はあまり勉強の「効率」という話を生徒にしません。

「うちの子は勉強の効率が悪い」とか

「勉強の仕方が分かっていない」などと

結構言われますが、

僕の本心は

「そもそも量が足りてないのに、効率とか方法なんて全く関係ない」と

いったところです。

本気になったらまず量が増えます。

ここでいう量というのは

椅子に座っている時間のことではありません。

勉強に集中している時間のことです。

5時間塾で勉強しても集中していたのが30分であれば、

1時間塾に来て1時間集中していた人に負けです。

 

 

やる気もない人に効率アップの秘訣とか

方法論の話をしても1日1時間の勉強じゃ何も変わりません。

 

やる気を出させるのも塾講師の仕事だと思う方もいるかもしれません。

全員がやる気になるような魔法の言葉なんてありません。

やる気スイッチはあるかもしれませんが、

スイッチを押してあげるためにはその子との普段の関係とか、

会話とかがあって初めてスイッチを押せる距離感になるだけです。

どちらにせよ、内発的な要素が大きいです。

「あの塾に行けば全員がやる気になる」なんて嘘です。

 

 

それでも「効率」や「方法」の話をする時がたまにあります。

量は十分に足りていて、

勉強に本気で向き合っているけど、

点数が伸びずに苦しんでいる時です。

そんな時は1対1で作戦会議話をします。

この時に結果に拘り過ぎると「試す」ことができなくなります。

結果は大事だけど、

点数が伸びていないのならここで何かを変える勇気を持つことを、

まずじっくりと話していきます。

先日も、ガラリと勉強法を変える提案をしました。

時間効率を上げる方法をレクチャーしました。

試してダメなら次の作戦を考えようという話もしてあります。

無責任と思われるかもしれませんが、

少なくとも僕はそうやってきました。

というか今もそうです。

色々なことを試して、軌道修正しながら勉強を進めています。

普通に毎日勉強しています。

夏期講習中も毎日勉強しました。

それでもダメな時はダメなんです。

だから結果を出すためにまた次の方法を考えたり、

逆に、拘ってその方法で継続してみたり。

 

 

生徒も僕も日々勉強ですね。

34歳もがんばろー!

 

 

 

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