質より量(のぶや)

28歳。ごはんは大盛り。のぶやです。

みなさんは「質」と「量」、どちらがより重要だと思いますか?

SDGsがトレンドの昨今、大量生産・大量消費などの「量」は前時代的なものといった風潮ですね。

そんな時代の雰囲気もあり、どちらかといえば「質」を求める人が多いような印象があります。

では勉強においてはどうでしょうか。

面白い実験があります。

ある陶芸クラスの課題で、作品を1つ提出しその「質」で評価をするAグループ、作品を何個作ってきてもいいのでその「量」で評価をするBグループに分けました。提出された作品の中で、もっともクオリティーの高いものは、どれも「量」を評価するBグループのものだったそうです。

Why Quantity Should be Your Priority」より

陶芸という創作活動と勉強が全く同じだとは思いませんが、私は圧倒的な「量」が「質」を押し上げるという考え方には賛成しています。

例えば、単語が覚えられない。これは記憶力というより、勉強量が足りていない場合が多いです。好きな歌の歌詞は自然と覚えていますよね。それは、何回も聴いて口ずさんでという圧倒的な量による定着と考えることができます。

勉強における「質」を求めるとは、例えば、自分にぴったりの教材を選ぶことであったり、1問を完璧に理解するために時間をかけることです。

そんな時間があるのなら1問でも多く解いたほうがいいです。同じ教材を何回も解くでもいいでしょう。

「質」を求めるのは、「量」をこなしてから、というのが私の結論です。

この時代に情報に溺れず、黙々と手を動かすことは難しいことかもしれません。しかし、誰もやらない分、突き抜ける可能性も高いと思います。

みなさんは「質」と「量」どちらが重要だと考えますか??


p.s.

20代は質より量をテーマに生きています。好きな言葉は「おかわり自由」です。

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