結局誰が得するの??(浅野)

いわゆる誰得(だれとく)ってやつですね。

各高校で情報が必須化され、家庭科の授業内で金融教育が組み込まれ、

各科目の名前と履修範囲が改変され、実際のところどうなんでしょうか??

もちろん、時代の流れというのもあるので昭和の時代にやっていたことを

この令和の時代にやるのは時代錯誤も甚だしいのはじゅうぶん理解できます。

が、しかし

それを考えるのはいい歳したおじさんたちで、

実際の授業を受けるのは、まだ何も知らない子供たちで、

何だか歪な関係だなーと思ってます。

自分も立派なおじさんなのでおじさんの言い分もよく分かります。

「よし、これからはグローバルな時代だから英語は4技能をバランスよくのばすべきだ!

AIやビッグデータを活用していく時代だから情報教育にも力をいれていかねば!!

待てよ、これからは個人での投資をしていかなきゃだから、金融教育も大切だ!!!」

という、おせっかいの押しつけのオンパレード状態です。

まあどれも大事なことだとは思うのですが、それにしても盛り込みすぎだとは思いませんか??

足し算ばかりじゃなくて、引き算も学校で習ったはずなのにこの状況はいかがな物でしょうか。

分かります、じゃあ削った科目を担当している先生はこれからどうするのかと。

それを言ってしまったら、今後消えてしまうであろう職業の人全員を守る方法は

現実的にありませんし、今更考えても後の祭りでわっしょいわっしょいです。

先の大学入試で記述式を導入します問題もそうですが、

改めて教育業界においてはドラスティックな改革は難しいんだな~と思った今日この頃です。

正木校 浅野宏明

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