特技 「一生懸命」(川口)

各中学や高校で定期テストが近づいてきました。

ある中学1年生の子を見ていて思うことがあります。

その子は毎日塾にきます。

明日成において毎日塾に来るということは

それほど珍しい事ではりません。

その子は夕方から塾に来て夜まで勉強していきます。

僕のカリキュラムと徹底的に向き合って、

1ページずつ必死にこなしていきます。

終わった部分を色ペンで塗りつぶしながら、

誰よりも勉強と向き合っています。

僕が思うことは、

「この姿勢を貫けるだけで十分」

ということです。

 

 

また甘いことを言っていると思われるかもしれません。

でも本心でそう思っています。

学校から帰ってすぐに塾に来て、

残り日数と残りのページ数を考えて、

時間が足りないと思えば22時からも居残りして、

これ以上、何を求めることがありますか?

 

先日は、

「勉強のスケジュール考えるの手伝ってもらっていいですか?」

とお願いされ、

今日は、

「どうしても時間がないので、付箋貼るの手伝ってもらっていいですか?」

と聞いてきました(笑) 最高です!

必死な姿を見ているのでもちろん協力しました。

1人の必死な姿は周りのにいる人のの感情を動かすんですね。 

 

もちろん生徒の中にはモチベーションが上がらず、

困っている子もいます。

そういう子とも向き合っていきますが、

僕は中1のその子の努力量に素直に感心しています。

すごいなぁ。

 

 

もう1つ思うことは、

「多分、スイッチさえ入れれば勉強以外のことも一生懸命できるのだろう」

ということです。

 

 

つまり、特技が

「何かに一生懸命になること」なんだと思います。

この特技って最強だと思います。

内容はなんでもいい。

一生懸命になることが得意というのは、

周りから必要とされる人間だなぁと思います。

 

 

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