涙から始まる(川口)

中学生も高校生も定期テストが終わり、

テスト返却が行われています。

高校生はクラス順位や各科目の順位が分かったりするので、

相対的に自分の出来が分かります。

良い報告もたくさん聞けました。

クラスで1位の科目があったり、

全科目でクラス上位の子もいました。

そんな中で、

今回のテスト期間では何人かの涙を見ました。

嬉し涙ではありません。

どれも悔し涙です。

冷やかしている訳ではなく、

本当に良い意味で、

素晴らしいことだと思いながら生徒の涙と向き合いました。

お決まりのようにティッシュを差し出して、

マスクが濡れるので替えのマスクを準備して、

じっくりと生徒の話を聞くという機会が多かった。

僕は何事も感情が動いたところからすべては始まると思っています。

当たり前のことですが、

○○がしたい

○○になりたい

という感情が芽生えなければ行動には繋がりません。

悔しいという感情が次の行動へと繋がるスタートラインです。

涙を流すから良いのではなく、

感情が動いているからいいのです。

涙を流していなくても、

何かしら感情が動いていればいい。

悔しい

楽しい

辛い

嬉しい

 

 

何でもいいと思います。

 

 

悔しいから次頑張ろう

楽しいから次頑張ろう

辛かったから次頑張ろう

嬉しかったから次頑張ろう

 

 

と、感情→行動に繋がります。

だから涙を流す生徒を見て、

「次は必ず勝てる」と勝利を確信します。

涙を流すほど悔しい思いをした人が行動しない訳がない。

だから次は必ず勝てる。

結果が出るのは最高に嬉しいけど、

勉強と向き合うことで何かしら感情が動いてくれることも、

すごく嬉しいです。