我慢の限界(古田茂大)

コロナウィルス感染防止のため、あらゆるところで自粛の流れが起きていることは、今さら言うまでもありませんね。

ただ、「自粛疲れ」、「緊急事態宣言慣れ」といったように、人出も収まりきっている様子はありません。我々大人は、自らの行動を自らで決断できますね。本当にこのコロナ被害にあっているのは、子どもたちだと思います。時は運動会シーズンですが、ある学校では保護者の参観がなく、子どもが「お母さんに見てほしかったなぁ」と嘆いていました。また別の学校の生徒は、学年別に行うようで、「人数が少なくて盛り上がらない」とのこと。運動会そのものが中止になった学校もあります。そして、運動会に限らず、職業体験や宿泊研修といった子どもたちが楽しみにしているイベントは、ことごとく縮小化されています。

そんな我慢をしながら、今日も子どもたちはテスト勉強をしています。自分が同年代だったら、このストレスに耐えられていたか自信がありません。少しでも子どもたちが「頑張ってよかった」と思ってもらえるようにすることが、今僕たちにできることだと考えています。