感謝の手紙 続編(川口)

2023年1月18日。

Xさんから僕の校舎に突然手紙が届きました。

以前書いたブログの続きです。

ご本人に了承を得まして、

手紙の内容を掲載させて頂きます。

【手紙内容】

大変、ご無沙汰しております。

先生方、みなさんお変わりないでしょうか?

あれから1年近くたとうとしています。

当時は私も気が動転しておりまして…

ちゃんとお礼もごあいさつもしないままに

なっておりましたことを申し訳なく思っております。

改めまして、その節は大変お世話になり

ありがとうございました。

ブログ、読ませていただきました。

いろいろな思いがよみがえり、涙なしには

読めませんでした。私共のことを覚えていて下さり

とても嬉しく思いました。

先生のブログ、実はあのあとも時々

思い出して読ませて頂いていました。私は

かなりの大人ですが、先生のブログにはいつも

励まされます。大人になると、自分で探しに

行かない限り、誰かに応援されたり、心に刺さる

言葉ってかけていただけないものです。

長年働いてそれなりのスキルは身についていても

壁って次々と出てくるもので、そうゆうときに

読ませていただいているように思います。

いつも元気もらってますよ。知らない誰かの文章より、

その人となりがわかる人の文章は、より身近に

感じられると思うので。これからも折にふれ

読ませていただこうと思います。

はずかしがらせてすみません。

私が塾に望んだことは学力の向上でも、

志望校への合格の約束でもありません。

娘が自ら楽しんで塾に行けるかどうかです。

自分からやろうと思わなければ、自然と身につくことなんて

おそらくこの世にはないと思いますし、どれだけお金を

積んでも毎日の送迎も全てがムダになりますしね。

娘に関わって頂いた先生方、塾を通じて知り合った

お友達。そちらの方が娘にとって今後の長い人生で

大切だと思いましたので、本当に良い塾に出会えて

良かったと思っております。感謝しております。

「教員になる気はない」と面談で言っていましたが…

今のところはうっすらと教員の道を選んでいるようです。

学校、塾、どちらも良い先生に会えたからだろうと

思っています。

さて、いよいよ受験シーズンがやってきましたね。

先生方も落ちつかない日々かと思いますが、

どうかお体ご自愛いただいて、がんばって下さい。

またいつか何かのご縁でお会いできることと

楽しみにしております。

この時代に手紙なんて、久しぶりに書いたので

乱筆、乱文、修正テープ(笑)どうかお許し下さい。

それではみなさまお元気で。

ご連絡ありがとうございました。

【以上】

この手紙にすべてが集約されています。

僕の言葉は要りませんね。

どういう塾を目指していくのか。

ここに答えがある気がします。

これからも軸がブレることはありません。