心地よい成長痛(川口)

「今が踏ん張りどころ」

 

最近、僕がよく受験生に対して使う言葉です。

もう少し深く話をする機会がある時は、

「人生には必ず何回か踏ん張りどころが来る。

そこで逃げても必ずまた別の形で試練がやってくる。

試練から逃げ切ることは無理だから、

そんなことはさっさと諦めて、

潔くこの試練と向き合ってこの苦しみを楽しもう」と、

自分のことは棚に上げて、

偉そうなことをドヤ顔で語っています(>_<)

 

 

時期も時期なので

なかなか厳しい話をしなければいけない時があります。

しょんぼりするのも、

けろっとした感じで受け流すのも、

辛い表情をするのも、

個性なのでその時の反応はあまり気にしませんが、

その後の行動には注目しています。

 

 

全受験生において、

「今が踏ん張りどころ」とは思っていません。

受験を軽く乗り越えていく生徒もたくさんいます。

それはそれで喜ばしい事です。

でも志望校に向けて数字が足りていない生徒は、

試練を乗り越えるチャンスです。

そういう生徒に対しては、たまたまそのチャンスの時に、

そばにいる身としてしっかりとサポートしてあげたいと思います。

早速、

「この前の話、胸に響いたので」と言って、

自習していく生徒を見て、

こうやって少しずつ壁を乗り越えて欲しいと思いました。

成長痛を心地よく感じて欲しいと思います。