人との比較(川口)

やはり定期テストは点数だけで判断することはできません。

毎回、偏差値を出して頂けると

僕たちも生徒の学力を相対的に捉えることができます。

今回の前期期末テストにおいて、

ある中学校で偏差値が出されていました。

ある科目において、

点数は全く同じなのに、

偏差値は7も上がっていました。

5科目の合計点は下がりましたが、

これまた偏差値は上がっていました。

5科目合計の平均点が60点ほど下がっているのに、

点数だけで、

その子の過程(勉強方法の良し悪し)を判断することはできません。

偏差値も含めて見てあげたいですね。

偏差値は相対的な指標なので、

自分がいつも通り普通に勉強して、

他の子が少しサボれば自分の偏差値(順位)は上がります。

従って偏差値だけで、過程が良かったものなのか判断することもまた難しいですね。

 

 

練習(テストに向けた勉強)をしたら、

試合・大会(テスト)がないと、

その練習の成果は正しく理解できません。

100m走の練習をして大会に臨み、

大会で自分や他の選手の記録を教えてもらえなかったら、

自分の取り組みは正しかったのか分かりません。

 

嬉しい、悔しいなどの感情もわきません。

そこは記録が良い、悪いに関わらず、

自分の結果と他の選手との比較結果(順位)が知りたいですよね。

 

↓ (話は変わりますが、)

 

 

 

とある高校生の進研模試の結果です。

岐山高校で英語1位!!

すごっっ!!

ここまで、”正しく数字を見よう”という話しをしましたが、

ココは安易に順位という指標だけで

『すごい』と言わせて頂きます(^^;