ガウス記号的、努力(川口)

皆さん、「ガウス記号」はご存知でしょうか?

[]←こういう記号です。

 

辞書によると、

『ある実数を超えない最大の整数を表す[ ]の記号』と表記されます。

高校の数学で登場する内容ですね。

 

要するに、

[0.78]は0.78を超えない最大の整数を答えるので、

正解は0となります。

つまり、

[0.78]=0

 

他には例えば、

[1.25]=1

[2.94]=2

という感じです。

 

いや、ガウス記号を理解して欲しいというブログではありません。

 

先日、中学3年生に受験カリキュラムについて話をしました。

その時に「ガウス記号」のことがふと思い浮かびました。

何を伝えたいかというと、

[0.1]=0

[0.9]=0

これです。

 

ガウス記号的にいうと、

0.1の努力も0.9の努力も『0』なんです。

(なぜ努力をガウス記号的に考えているのかは今は無視して下さい笑)

 

0.9の努力をしている子からすると、

「こんなに頑張っているんだから、早く点数が上がって欲しい」と

思うはずです。

でも、0から1にあげるためには、

1.1や1.2の努力を必要とします。

[1.1]=1

[1.2]=1

0.9も頑張っているのに、0.1の子と同じ結果なんて…

頑張る意味なんてないのではないか、と考えてしまうことでしょう。

 

いや、そこで耐えないと『1』にはたどり着かない。

でも難しいのは、

今が0.1地点なのか、0.9地点なのかが可視化できないという部分です。

 

 

踏ん張って、

踏ん張って、

踏ん張った者にだけ、

見える世界があると信じています。

味わえる感覚があると信じています。

信じないとやってられませんよね(^^)

 

こういう偉そうなことをブログに書くと

自らを刺激できるのでいいですね。

人に「勉強しろ!」と言いつつ、「お前はどうなんだ」!と

ツッコまれて言葉に詰まるような人間にはなりたくないので、

僕もやります。

 

 

近々、皆様に良い報告ができるように僕も努力します。