評定・内申の基準が変わる?(正木校)
先日、文部科学省が小中学生の成績を付ける仕組みを見直す方針を示しました。
そして、その見直す内容とは、
「主体的に学習に取り組む態度」を評定に反映させないとのこと。
現状の成績の付け方は、3つの要素を評価して付けられています。
(1)知識・技能
(2)思考・判断・表現
(3)主体的に学習に取り組む態度
(1)と(2)の言葉は、テストの解答用紙で見られた方もいらっしゃると思いますが、テストを通して、点数化(数値化)されているものです。
しかし、(3)の「主体的に学習に取り組む態度」は、先生の主観によって左右される部分もあり、主体的に取り組めたかどうかを数値化することが難しいものです。
また、数値化するためなのか、提出物で範囲の問題を何回やってあるかで評価が変わるということもあります。
回数=努力として評価する感じですね。
しかし、一度やれば、覚えられてしまう生徒にとっては、
あまり意味のないことを何度もやらなければ評価されないといった面もあります。
今後は、数値化できる項目で成績をつけるようになれば、
テストの点数=成績
のような時代がやってくるのでしょうか。非常に気になります。